2010年02月18日
Cucina Italiana 東洞
イタリアン出店にトドメ? 「まさか!」のツートップ
このふたりが厨房に並んでいるだけで、ファンもそうでない人も落涙モノである。京都の巨匠に数えられる「アベルトゥーラ」の松原シェフと「クチーナオルソ」の北シェフが、揃って完全復帰だ。店名にサブタイトルを付けるなら「イタリアン割烹」だというが、「昼から酔ってもOKの『昼ベロ推奨店』です(笑)」という松原シェフの名言がうまい具合に敷居を下げる。出店やまぬ京都イタリアン界に、巨大なピースがひとつ埋まった。
Cucina Italiana 東洞 クッチーナ イタリアーナ とうどう
■京都市中京区東洞院通竹屋町下ル
三本木五町目496-3
075・212・5207
11:30~14:00
17:30~22:00/木休
【平均予算】昼3800円 夜8000円
このふたりが厨房に並んでいるだけで、ファンもそうでない人も落涙モノである。京都の巨匠に数えられる「アベルトゥーラ」の松原シェフと「クチーナオルソ」の北シェフが、揃って完全復帰だ。店名にサブタイトルを付けるなら「イタリアン割烹」だというが、「昼から酔ってもOKの『昼ベロ推奨店』です(笑)」という松原シェフの名言がうまい具合に敷居を下げる。出店やまぬ京都イタリアン界に、巨大なピースがひとつ埋まった。
Cucina Italiana 東洞 クッチーナ イタリアーナ とうどう
■京都市中京区東洞院通竹屋町下ル
三本木五町目496-3
075・212・5207
11:30~14:00
17:30~22:00/木休
【平均予算】昼3800円 夜8000円
2010年02月13日
IL GHIOTTONE CUCINERIA
そういや昔はこうだった トップシェフの原点回帰
「 IL GHIOTTONE世代」はご存じないかもしれない が、笹島保弘さんは、意外 とガッツリ男料理がお得意 なシェフである。
かつて「IL PAPPALARDO」では、メインディッシュをドンと目の前 に置き、気になるワインとと もに丹念に味わう、なんてい うシーンが当たり前だった。
もちろん、この2号店のス ペックはリストランテであるが、そんなスタイルこそが原 点回帰なのである。 さらに同店は「本店=予約 困難」という現実に対する、 シェフの最大限のメッセージ でもある。「人気店」の称号は、 誉れであり、レッテルである。 苦しんでいるのは、店の方も 同じ。「当日席もご用意して いますので」というシェフの 言葉に、意気と優しさを感じ たい。
■京都市下京区木屋町通松原上ル2丁目和泉屋町160
フジタ・ランブラス館1F
075・353・8866
12:00~14:00 18:00~L.O.23:00/水休
【平均予算】昼3675円 夜7000円
「 IL GHIOTTONE世代」はご存じないかもしれない が、笹島保弘さんは、意外 とガッツリ男料理がお得意 なシェフである。
かつて「IL PAPPALARDO」では、メインディッシュをドンと目の前 に置き、気になるワインとと もに丹念に味わう、なんてい うシーンが当たり前だった。
もちろん、この2号店のス ペックはリストランテであるが、そんなスタイルこそが原 点回帰なのである。 さらに同店は「本店=予約 困難」という現実に対する、 シェフの最大限のメッセージ でもある。「人気店」の称号は、 誉れであり、レッテルである。 苦しんでいるのは、店の方も 同じ。「当日席もご用意して いますので」というシェフの 言葉に、意気と優しさを感じ たい。
■京都市下京区木屋町通松原上ル2丁目和泉屋町160
フジタ・ランブラス館1F
075・353・8866
12:00~14:00 18:00~L.O.23:00/水休
【平均予算】昼3675円 夜7000円
2010年02月01日
OSTERIA vento オステリア ヴェント
それは流されない、ということ
そんなイタリアンは力強い
「流れに逆行しちゃってますかね(笑)」 とオーナーシェフの山田さん。どういう 意味かというと、肉にしろ、野菜にしろ、 とにもかくにも素材重視な引き算が今の 「京都イタリアン」ならば、山田シェフの 料理は足し算ということだ。 もちろん、美味しさは塩加減一つで変わることは知っているし、素材をおろそ かにするわけでもない。むしろ繊細なるその持論で、素材+旨味がしっかりした 味付けのイタリアンを、新境地として展 開している。 しっかりした味付け…。つまりそれはワイン片手に…もえぇ感じということで ある。パスタ自慢の店でもあるが、「お酒 に合う料理だとは思います」とシェフ。も ちろん飲まなきゃダメなんてことはない が、それでもやっぱり、左党の方は、ゼヒ。
■京都市下京区寺町通松原下ル
植松町717 幸兵ビル1F
075・352・5501
11:30~L.O.14: 00
17:30~L.O.21: 00/火休
【平均予算】昼1600円 夜4500円
そんなイタリアンは力強い
「流れに逆行しちゃってますかね(笑)」 とオーナーシェフの山田さん。どういう 意味かというと、肉にしろ、野菜にしろ、 とにもかくにも素材重視な引き算が今の 「京都イタリアン」ならば、山田シェフの 料理は足し算ということだ。 もちろん、美味しさは塩加減一つで変わることは知っているし、素材をおろそ かにするわけでもない。むしろ繊細なるその持論で、素材+旨味がしっかりした 味付けのイタリアンを、新境地として展 開している。 しっかりした味付け…。つまりそれはワイン片手に…もえぇ感じということで ある。パスタ自慢の店でもあるが、「お酒 に合う料理だとは思います」とシェフ。も ちろん飲まなきゃダメなんてことはない が、それでもやっぱり、左党の方は、ゼヒ。
■京都市下京区寺町通松原下ル
植松町717 幸兵ビル1F
075・352・5501
11:30~L.O.14: 00
17:30~L.O.21: 00/火休
【平均予算】昼1600円 夜4500円
2010年01月22日
trattoria guarire(トラットリア ガリーレ)
「四六時中もイタリアン♪」と 言えるお店ができました
中尾店長以下、スタッフのほとんどが木 屋町育ちという同店だからこそ「心地良く」、 そして「行きやすい」。明石昼網の鮮魚を使っ た料理や、關聡志さんによる重厚な店舗デ ザインもさることながら、ランチからバー まで、アペリティーヴォ(お酒とお総菜を 楽しむスタイル)も挟む通し営業で「自宅 にいるより長いかも(笑)」という1日15 時間には参りました。昼・夕・夜それぞれに 味のあるイタリアンの楽しさを供するのは、 盲目的なまでに店とお客を愛する木屋町精 神があってこそだ。
■京都市中京区六角通高倉東入ル堀之上町129
プラネシア六角高倉ビル1F
075・213・2770
11:00~翌2: 00(ランチ11:00~15: 00 アペリティー
ヴォ15:00~18:00 ディナー18:00~22: 00
バー22:00~翌2:00)/月休(祝日の場合、翌日休)
【平均予算】昼1000円 夜4000円
http://www.guarire.jp
中尾店長以下、スタッフのほとんどが木 屋町育ちという同店だからこそ「心地良く」、 そして「行きやすい」。明石昼網の鮮魚を使っ た料理や、關聡志さんによる重厚な店舗デ ザインもさることながら、ランチからバー まで、アペリティーヴォ(お酒とお総菜を 楽しむスタイル)も挟む通し営業で「自宅 にいるより長いかも(笑)」という1日15 時間には参りました。昼・夕・夜それぞれに 味のあるイタリアンの楽しさを供するのは、 盲目的なまでに店とお客を愛する木屋町精 神があってこそだ。
■京都市中京区六角通高倉東入ル堀之上町129
プラネシア六角高倉ビル1F
075・213・2770
11:00~翌2: 00(ランチ11:00~15: 00 アペリティー
ヴォ15:00~18:00 ディナー18:00~22: 00
バー22:00~翌2:00)/月休(祝日の場合、翌日休)
【平均予算】昼1000円 夜4000円
http://www.guarire.jp
2010年01月19日
イタリア家庭料理 ottimo
まずはワイン片手に料理を これぞ「オッティモ!」な瞬間
地野菜&伊勢直送の魚介類の一品、ワイン&チーズや生ハムなど、スタ ンダード路線でスタートしたイタリアンだ。 新進気鋭イタリアンの中でも、「oggi」の料理長を経た出野オーナーの「原点回帰的メ ニュー」は、調理以上にイタリアンを楽し むという意味で「ottimo=最高」。酒がなくも最高は最高であるし、これは御所みな みに近い立地ゆえだろうか、オープン以来 「思ったより食事をガッツリ…な方が多いで すね」ということでもあるが、ここはやはり、 ワインとともに楽しみたい
■京都市中京区両替町通
二条下ル金吹町480
今人館1F
075・211・2036
11:30~L.O.14:00
17:30~L.O.23:30/火休
2010年01月08日
babele(バベル)
知りすぎてしまった男 祇園の一角に定着す
店主・竹谷さんの前職は高級輸入食 材卸の営業マン。京都の有名イタリア ンの巨匠たちも一度はお世話になって いる(はず)。食材を「知りすぎてしまっ た男」が、「喋れる料理人」となって はや半年。営業時間は 20 時0翌5時に 後ろ倒しになったものの、食材からア プローチした特盛りひと皿入魂料理は ほぼ無手勝流、ワインも目分量清算は そのままという、肩の力を抜いた今ど き祇園仕様が定着。とはいえ、舌の肥 えた健啖家が常客に名を連ね出すなど、 お味のほどは生来の祇園仕様のようで。
--
babele(バベル)
【アクセス】
京都市東山区縄手通四条上ル弁才天町13祇園ホワイトビル1F奥
【電話番号】
075・541・5241
【営業時間】
20:00~翌5:00/不定休
【平均予算】
5000円
2009年11月08日
RISTORANTE・ORTO(リストランテ・オルト)
イタリアで身につけた地元産のオリジナリティ
渡伊経験がもたらしたものは、地元でしかできない料理。「イタリアの田舎で働いていたんですが、1年を通して地元で採れた食材しか使わないんです」と谷村シェフ。
帰国後、地元京都という土地柄を見渡した時、進むべき道は見つかった。「京都は食材の宝庫であることをいつ来ても感じていただけるように」とイタリアンの逸品には京都産の野菜・牛・豚・鶏。極めつけは店名を冠した「MENUdiORTO=菜園コース」(要予約)。野菜オンリーのフルコースこそ谷村シェフの真骨頂だ。
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RISTORANTE・ORTO(リストランテ・オルト)
【アクセス】
京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337-2
【電話番号】
075・212・1166
【営業時間】
12:00~L.O.14:00
17:30~L.O.21:00/火休
【平均予算】
昼3000円 夜6000円
2009年11月08日
新しい、京都のえぇ店2009
今日から「おにかいのカフェ」を紹介していきます。
元ネタは、京都CFの2009年2月号です。
一気に、雑誌と同じデザインで、詳しく読みたい人は京都CFのホームページでPDFが無料でダウンロードできます。
--------本編スタート。
新しい店(と、そのでき方)を見ていると、街のことがよく分かってくる。
それは振り返って「あ、こんな店が増えている」と思うということだけれど、昨日の店が分かるから、明日の店が分かるんだし、それがつまり、傾向(街の様子)と対策(その使い方)を知るということだ。
2009年、最新型の京都の街は、きっとこんな店が主流になっているだろう。
元ネタは、京都CFの2009年2月号です。
一気に、雑誌と同じデザインで、詳しく読みたい人は京都CFのホームページでPDFが無料でダウンロードできます。
--------本編スタート。
新しい店(と、そのでき方)を見ていると、街のことがよく分かってくる。
それは振り返って「あ、こんな店が増えている」と思うということだけれど、昨日の店が分かるから、明日の店が分かるんだし、それがつまり、傾向(街の様子)と対策(その使い方)を知るということだ。
2009年、最新型の京都の街は、きっとこんな店が主流になっているだろう。
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